貯水槽の清掃、忘れていませんか?
最適な時期とその重要性
毎日使う「水」。蛇口をひねれば当然のように出てくるものですが、その水を貯めておく貯水槽の管理は見落とされがちです。「最後に清掃したのはいつだろう?」と考えたとき、答えに困ったら要注意!水質悪化や設備の劣化を防ぐためにも、貯水槽の清掃は欠かせません。今回は貯水槽の清掃の重要性や最適な時期、清掃の具体的な流れまで詳しく解説します。
目次
▣ 貯水槽清掃はなぜ必要?
普段は気にしない貯水槽ですが、長期間清掃しないと水質に深刻な影響を与えることがあります。以下のようなトラブルが起こる可能性があるのです。

1.細菌やカビの繁殖
水の温度や湿度が一定の条件を満たすと、レジオネラ菌や大腸菌などの有害な細菌が繁殖するリスクがあります。特に気温が高くなる春から夏にかけては、このリスクが急激に上昇します。カビの発生も同様で、貯水槽の内壁に付着して見た目にも衛生的にも悪影響を及ぼします。

2.水質の変化
清掃を怠ると、水の臭いや味が変わることがあります。「最近、水が少し臭う気がする…」と感じたら、それは貯水槽の汚れが原因かもしれません。水道水の品質を守るためにも、定期的なメンテナンスが必要です。

3.貯水槽の設備の劣化
貯水槽は屋外に設置されていることが多く、紫外線や雨風の影響を受け続けます。さらに、内部に汚れや錆が蓄積すると、水漏れや故障の原因にもなりかねません。長く安全に使うためにも、定期的な清掃と点検が欠かせません。
▣ 貯水槽清掃の最適なタイミング
貯水槽の清掃は年に何回必要かご存じですか?実は、貯水槽の清掃は 年に1回以上 が推奨されています。特に 春から梅雨、夏前 にかけては細菌が繁殖しやすくなるため、このタイミングでの清掃が重要になります。また、以下のような場合にも清掃を検討すべきです。
▣ 季節の変わり目(春・秋)
温度や湿度の変化でカビや藻が発生しやすくなるため。
▣ 長期間使用されていないとき
学校やオフィスが休みの時期など、水の循環が悪くなることで水質が劣化しやすくなるため。
▣ 水に異常を感じたとき
臭いや味の変化、見た目の汚れなどが気になる場合、すぐに清掃が必要。
法律で定められた貯水槽清掃
貯水槽の容量が 10立方メートル以上 の場合、法律で 年1回以上の清掃 が義務付けられています。この規定は、水の安全を確保するために設けられたもので、違反すると罰則が科されることもあります。飲料水として使用する場合は、なおさら慎重に管理することが求められます。
貯水槽清掃を怠った場合のリスク
有効容量が10トン未満の「小規模貯水槽水道」についても、自治体の給水条例で定期清掃と適切な維持管理が求められているケースが増えてきており、貯水槽清掃を怠った場合には、様々なリスクが発生する可能性があります。
▣ 水道法違反による罰金
簡易専用水道に該当する貯水槽を定期的に清掃しないと水道法違反となり、100万円以下の罰金が科されます。
▣ 水質汚染による健康被害の発生
貯水槽内に汚れや藻が蓄積すると、水が汚染される可能性があり、その汚染された水を使用することで、細菌やウイルスによる感染症が発生する可能性があります。また、水に含まれる有害物質によって皮膚トラブルや消化器系の問題が引き起こされることもあります。
▣ 設備の劣化
貯水槽内の汚れが蓄積すると、腐食やサビが発生し、貯水槽や関連設備の寿命が短くなります。これにより、修理や交換の頻度が増え、経済的な負担が大きくなる可能性があります。
▣ 貯水槽清掃の具体的な流れと費用
貯水槽清掃の具体的な流れ
貯水槽の清掃を依頼すると、以下のような手順で作業を実施します。
| 1. 排水・残水処理 | 貯水槽内の水をすべて抜き、残った汚れを取り除きます。 |
| 2. 内壁の洗浄 | 高圧洗浄機や専用のブラシを使って内壁をしっかりと洗浄します。 |
| 3. 消毒・殺菌処理 | 消毒剤を使用して細菌の繁殖を防ぎます。 |
| 4. 水質検査・点検 | 清掃後は水質を検査し、安全な状態であることを確認します。 |
| 5. 給水再開 | 貯水槽に新しい水を入れ、給水を開始します。 |
自分で清掃することもできますが、大型の貯水槽は 専門業者に依頼するのが安心 です。特にビルやマンションの管理者は、定期的なメンテナンスを怠らないようにしましょう。
NGRによる、詳細な作業手順については、こちらをご覧ください。
貯水槽清掃の費用

貯水槽清掃の料金は、貯水槽の容量や地域、業者によって異なりますが、一般的な目安として10トン未満の場合は5万円ほどで、20トンを超える大型の貯水槽で10万円前後となります。
なるべく料金を安く抑えたい場合、出張料金がかからない近隣の業者を探したり、複数の業者から見積もりを取り、サービス内容と料金を比較することをおすすめします。また、浄化槽清掃の繁忙期である梅雨から夏季を外すことで、費用を抑えることができることもあります。
NGRの貯水槽清掃費用については、こちらをご覧ください。
▣ まとめ
貯水槽は、私たちの生活に欠かせない「水」を貯める大切な設備です。しかし、適切な管理をしなければ 水質が劣化し、健康にも影響を及ぼすリスク があります。特に 春から夏前、季節の変わり目 に清掃を行うことで、細菌やカビの繁殖を防ぎ、設備の寿命を延ばすことができます。
「そろそろ清掃の時期かも…」と思ったら、すぐに行動を!定期的なメンテナンスで、安全で快適な水を維持しましょう。
日産技研理化工業では、50年以上の経験と、関西エリアに絞ったサービス提供により、他社に負けない低価格でのご提案が可能です。
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