貯水槽の交換方法とは?タンクの種類による違いを分かりやすく解説!

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貯水槽の劣化が進んでしまった場合、塗装では対応できず、交換が必要になることがあります。しかし、貯水槽にはさまざまな種類があり、交換方法もそれぞれ異なるため、事前に理解しておくことが重要です。
今回は、貯水槽の交換方法と、タンクの種類による違いを分かりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてください!

目次
  1. 貯水槽の役割とは?
    • 貯水槽の役割
  2. 貯水槽の交換が必要となるタイミング
  3. 貯水槽の種類と交換方法
    1. ステンレス製貯水槽(ステンレスタンク)
    2. FRP製貯水槽(ガラス繊維強化プラスチックタンク)
    3. 鋼製貯水槽(鉄製タンク)
    4. コンクリート製貯水槽
  4. まとめ:交換の前に最適な方法を検討しよう!

貯水槽は、建物に安定して安全な水を供給するために欠かせない設備です。
特にビルやマンション、施設では、給水の安定性を確保するために貯水槽が設置されています。

① 断水時の水の確保

災害や停電などで水道の供給が止まった際、貯水槽があることで一定量の水を確保することができます
万が一の事態でも、水を安定して使えるのは大きなメリットです。

給水の安定化

建物の上階では、給水圧が不足しやすいため、貯水槽を経由することで水圧を適切に調整することが可能です。
これにより、どのフロアでもスムーズに水を使用できます。

③ 水質の管理

貯水槽は、水道水を一定期間貯めて供給する設備なので、適切に管理することで水質を維持する役割も担っています。
ただし、メンテナンスを怠ると内部に汚れや錆が蓄積し、衛生的な問題が生じるため、定期的な清掃や塗装が不可欠です。

貯水槽は定期的なメンテナンスを行っていれば長持ちしますが、以下のような状態になると交換を検討するべきです。

タンクのひび割れ・穴あき → 修復が難しく、水漏れの原因に。
錆や腐食が進行 → 塗装で対応できないレベルになると交換が必要。
構造的な劣化 → 耐久性が低下し、倒壊や破損のリスクが高まる。
最新の衛生基準を満たしていない → 古いタンクは衛生管理の面で問題が発生しやすい。

これらの問題が見られたら、適切な交換方法を選ぶことが重要です。

貯水槽にはいくつかの種類があり、それぞれ交換方法が異なります。
ここでは代表的なタンクの種類と交換の特徴を紹介します。


🔹 特徴

  • 耐久性が高く、錆びにくい。
  • 近年は衛生管理の観点からステンレス製の貯水槽が主流。
  • 価格は比較的高めだが、長期間の使用が可能。

🔹 交換方法

ステンレス製の貯水槽は、基本的に既存のタンクを撤去し、新しいものに交換する方法が一般的です。取り替えの際は、設置スペースの確保や水道管の接続作業が必要になります。
また、既存の基礎部分が使えるかどうかを事前に確認し、必要なら補強工事も検討しましょう。


🔹 特徴

  • 軽量で強度があり、加工しやすい。
  • 比較的安価で設置できるため、導入が多い。
  • 紫外線による劣化や強い衝撃に弱い点がデメリット。

🔹 交換方法

FRP製貯水槽の交換方法には以下の2つがあります。

  • 丸ごと交換
    • 劣化がひどい場合は、古いタンクを撤去し、新しいものを設置
  • パネル交換
    • 一部のFRPタンクはパネル組み立て式になっているため、破損したパネルだけを交換することで修理可能なケースもある

費用を抑えたい場合は、パネル交換ができるか業者に相談すると良いでしょう。


🔹 特徴

  • 強度が高く、大型施設で採用されることが多い。
  • 防錆塗装が必要で、定期的なメンテナンスが必須。
  • 錆びやすく、塗装を怠ると交換が必要になる。

🔹 交換方法

鋼製貯水槽は、一般的に既存タンクを撤去し、新しく組み立てる形で交換します。
設置スペースの関係で、現地で溶接しながら組み立てることが多いため、工期が長くなることがあります。
また、大型のタンクではレッカー車を使った吊り上げ作業が必要になる場合もあるので、事前の準備が重要です。


🔹 特徴

  • 強度が高く、大型施設や古い建物に設置されることが多い。
  • 長期間使用できるが、内部の劣化が進むと衛生的な問題が発生しやすい。
  • 一度設置すると交換が難しく、塗装などのメンテナンスが重要。

🔹 交換方法

コンクリート製貯水槽の交換は、通常のタンクのように簡単に撤去・設置できないため、状況に応じて対応が異なります。

  • 新設工事
    • 古い貯水槽を解体し、新しくコンクリートを打設して作る
  • 内部の補修
    • 劣化が軽度の場合は、内側を防水塗装することで延命が可能
  • FRPライニング工事
    • 内部にFRP加工を施し、水質改善や強度向上を図る

コンクリート製貯水槽の交換は費用も工期も大きくかかるため、まずは補修できるかどうかを検討するのが賢い選択です。

貯水槽の交換を検討する際は、以下のポイントを押さえておきましょう!

交換か修理か? → タンクの状態によって塗装や補修で対応できる場合がある。
設置スペースの確認 → 交換時にレッカー車が必要になるケースもある。
水道管やポンプとの接続 → 交換時には水道設備の調整も必要になる。
業者選びが重要 → 貯水槽の種類に応じた適切な交換方法を提案できる業者に相談する。

貯水槽には種類ごとに異なる交換方法があり、状況に応じた対応が求められます
「交換しかない」と思い込まずに、塗装や補修で対応できる場合もあるので、まずは専門業者に相談するのがおすすめです!
適切なメンテナンスを行い、貯水槽の寿命を最大限延ばしましょう。

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