【業務用施設向け】地下水処理装置の点検・交換、見落としていませんか?

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ホテル、ゴルフ場、温浴施設、食品加工工場、農産物洗浄施設など、地下水を利用している業務用施設の皆さまへ。
日々の業務に欠かせない「水」。その水の品質と安全性を守るために、地下水処理装置の定期点検・部品交換は非常に重要です。
この記事では、地下水処理装置の役割、点検のポイント、交換のタイミング、そして管理のベストプラクティスまで、実務に役立つ情報を詳しくご紹介します。

目次
  1. 地下水処理装置とは?
    • 地下水処理装置とは
  2. 地下水処理装置の点検の重要性と点検方法
    • なぜ点検・交換が重要なのか?
    • 主な装置構成と点検・交換の目安
    • 点検で見るべきポイント
    • 点検・交換を怠ると…
  3. まとめ:地下水処理装置は「施設の信頼を支えるインフラ」

地下水処理装置は、井戸などから汲み上げた地下水を飲用・業務用に適した水質に処理する装置です。
主な目的は、以下の通りです。

  • 水の硬度調整(スケール防止)
  • 濁り・異物の除去(砂・鉄サビなど)
  • 有害物質の除去(鉄・マンガン・硝酸性窒素など)
  • 細菌・ウイルスの除去(大腸菌・レジオネラ菌など)
  • 臭気・色の改善(腐植質、硫化水素など)

地下水処理装置は、施設の“水の安全性”を守る最前線です。
しかし、どれほど高性能な装置でも、時間の経過とともにフィルターの目詰まりや部品の劣化が進み、処理能力が低下していきます。点検や交換を怠ると、処理水の水質が基準を下回り、衛生リスクや設備トラブル、さらには営業停止などの重大な影響を引き起こす可能性があります。

✅ ホテル・旅館

飲用・入浴水の異臭・濁りによるクレームや健康被害

✅ ゴルフ場

散水による芝生の枯死、設備の腐食

✅ 食品工場

洗浄水の水質不良による異物混入・細菌汚染

✅ 温浴施設

レジオネラ菌の繁殖による行政指導や営業停止

特に業務用施設では、水の品質がそのまま「サービスの質」や「製品の安全性」に直結するため、定期的なメンテナンスは単なる保守作業ではなく、経営リスクの管理そのものといえます。


地下水処理装置は、複数のろ過・除去・殺菌工程から構成されており、それぞれの装置が連携して水質を維持しています。
しかし、各装置には寿命や性能低下のタイミングが異なるため、適切な点検と交換スケジュールの管理が不可欠です。

以下の表では、代表的な装置の役割と、点検・交換の目安をまとめています。
施設の規模や使用頻度、水質条件によって多少前後するため、実際の運用状況に応じた調整が必要です。

装置・部品点検頻度交換目安備考
サンドフィルター月1回3〜5年逆洗処理の記録が重要
活性炭フィルター月1回1〜2年臭気・有機物の吸着能力に注意
除鉄・除マンガン装置月1回3〜5年酸化剤の補充が必要な場合あり
中空糸膜(UF膜)月1回1〜3年
細菌・微粒子の除去、定期洗浄が必要
RO膜(逆浸透膜)月1回2〜5年高圧運転・スケール管理が重要
UV殺菌灯月1回1年ランプ寿命に注意
次亜塩素酸注入装置月1回1~3年薬液の残量・注入量・ポンプ動作を確認
処理装置本体年1回10年程度配管・バルブ・制御盤の劣化確認

地下水処理装置の性能を安定して維持するためには、日常的な点検が欠かせません。点検では、装置の動作状況や水質の変化、フィルターの状態などを確認し、異常の早期発見と対応を行うことが重要です。

特に注意すべきチェックポイント

  • フィルターの目詰まり・変色
  • 圧力計・流量計の異常値
  • 処理水の水質検査結果
  • ポンプ・バルブの動作確認
  • 逆洗・洗浄履歴の記録

自分たちで日常点検を行う他、定期的にプロに依頼をして点検してもらいましょう。


地下水処理装置の点検や部品交換を後回しにすると、水質の悪化や設備の故障といった深刻なトラブルにつながる恐れがあります。
特に業務用施設では、水のトラブルがそのまま営業停止や顧客離れ、法的リスクに直結するケースも少なくありません。

点検・交換を怠った場合に起こりうる主なリスク

  • 水質基準の超過 → 営業停止・行政指導
  • 配管や機器の腐食 → 修繕費用の増加
  • 食品衛生法違反 → 商品回収・信用失墜
  • お客様からのクレーム → 風評被害

最後に点検したのがいつか分からない方は、このようなリスクを起こす前にプロに依頼しましょう。
日産技研理化工業では、無料点検も行っております。

地下水は自然の恵みですが、管理を怠ればリスクに変わります
安全・安心な水を安定供給することは、施設の信頼性とブランド価値を守ることに直結します。

管理のベストプラクティスとして、以下を実践しましょう。

点検記録の整備

誰が・いつ・何を点検したかを記録

水質検査の定期実施

年1回以上、外部機関に依頼

交換スケジュールの可視化

カレンダーや管理表で管理

異常時の対応マニュアル整備

トラブル時の対応を明文化

専門業者との連携

定期メンテナンス契約の活用

ご希望の方には、点検チェックリストや、年間メンテナンススケジュール、装置別の交換履歴管理のテンプレートを無料でご提供いたします。お気軽にお問い合わせからご連絡ください。

日産技研理化工業では、50年以上の経験と、関西エリアに絞ったサービス提供により、他社に負けない低価格でのご提案が可能です。
貯水槽の修理・交換を検討中の方は、お気軽にこちらまでご相談ください。